普段の重ね着が楽しくなりそうなリメイクタンクトップワンピースです。 左右の裾の長さをリボンで調節できます。

とある部屋の、とある日記 (抜粋) "sheinのループ沼にハマってしまった。着るのかなあ、という服の山を見て、学童保育の部屋で描いた魔法少女の絵を思い出す。 つづけて、鍵をしょっちゅう自慢してきた鍵っ子のケンタが、階段でふざけて歯を折ったのを思い出す。 もちろん、ケンタの親も共働きだから、親が迎えに来ることはなかった。 ケンタは折れた歯を見て笑っていた。ちらっと見えた口の中の隙間の黒い空間が、妙に奥行きを持っているように感じた。 学童保育の良いところは、普段食べている大容量パックのお菓子がとてもおいしく感じられるところだ。 夕方のスーパーでなんとなく学童保育でよく出ていたお菓子を買って食べた。やっぱりなんか違った。 資本主義のこどもたちが鳴らす音が、大きい波みたいに満ちたり引いたりする。潮の匂いは感じられず、形而上の自然の中で、ダメダメなオーケストラみたいにそれぞれの音を立てている。 あのとき描いた魔法少女の服はどんなだったっけ。ピンクのリボンがついていたことは覚えている。"